関口宏(80)が司会を務めるBS-TBSの新番組「関口宏のこの先どうなる!?」(日曜正午)の初回が21日、放送された。関口は3月いっぱいで、36年半続けたTBS系情報番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)を卒業しており、日曜“朝の顔”から“昼の顔”としての登場となった。

この日の番組テーマ「AI」にちなんで、番組オブザーバーで未来予測研究家の川口盛之助氏と、AI専門の日大文理学部、大澤正彦准教授が出演。大澤氏の目標「2044年にドラえもんを作る」なども紹介された。

また、番組の構成作家、若林淑子氏も出演。「サンデーモーニング」で“メガネ美女”として話題となったキャスター唐橋ユミと同様に、赤いメガネをかけたスマートな雰囲気の女性で、関口の隣でパソコンを前に座り、VTRのオペレーションなどを行ってサポートした。

AIに期待すること、のアンケート結果も紹介され、生活家電への搭載による家事負担の軽減も話題に。関口が「ロボット掃除機も、最初できた時にすぐ買ったんですけど、端っこの方に行ってくれないので、あきらめました」と笑いながらボヤくと、若林氏に「今はどこでも行ってくれますよ」とすかさず助言された。

関口は先月31日の放送で「サンデーモーニング」を卒業。「考えてみれば36年6カ月、この『サンデーモーニング』でいろんなことを勉強させてもらったかなと思っております」とあいさつ。後任キャスターの膳場貴子に引き継ぎ「私は今日で消えます」と冗談もまじえて出演を終えていた。