六平直政(70)が22日、都内で行われた、映画「おいしい給食 Road to イカメシ」(綾部真弥監督、5月24日全国公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

六平は一部週刊誌で、自身の長男の詐欺疑惑が報道されてから初の公の場となったが、一連の報道には言及しなかった。冒頭のあいさつでは「栄信君はヌートバーと一緒の身長なの」と共演の栄信(38)をイジり、会場を盛り上げた。入場の際はいとうまいこ(59)のマネジャーとともに会場に現れ「グリーンだから連れてきたの」と同じ緑色の衣装だったことから“ペアルック”で指名。たびたび笑いを誘い、気丈な振る舞いを見せた。

撮影を振り返り「みんな芝居がしっかりしてる」と現場を評し「市原隼人の芝居すごくない? 今一番あたらしい芝居」と絶賛。恐縮する市原をよそに、会場に同意を求め、拍手が起こると「CM出たって相手よりこっちの方がすごい」とストレートに絶賛した。

自身の理想の給食について「揚げパン、わかめのみそ汁、コーヒー牛乳」と回答。小堺一機(68)が「揚げパン、けんちん汁、フルールポンチ」と書いたのを見ると六平は「ほとんど一緒だね!」と反応。小堺が「全然違うよ」と応酬し、2人で小競り合いを見せていた。

同映画は1980年代を舞台に、給食命の中学教師と給食マニアの生徒との「おいしい給食」を巡る熱き闘いを描く物語。ドラマ版は3シリーズ、劇場映画2本と根強い支持を持つ人気シリーズ。