大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(54)が22日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。線路に隣接する敷地に無断で侵入するなどして電車の写真を撮る行為について、コメントした。

この日、鉄道写真を撮ることを趣味とする通称「撮り鉄」について取り上げた。その中で、20日に埼玉県の秩父鉄道で特別運行が実施された蒸気機関車(SL)を撮影するために集まった「撮り鉄」について報道。その中で、一部の人が現地で迷惑行為をしていることを伝えた。

MCの俳優谷原章介(51)から「法的なルールでバチッと取り締まる行為は、推し活というのかファンの行為といいますか、そういうファンの趣味の行為を法で裁かれる…っていうところまでいってほしくないですよね」と質問された。

橋下氏は「鉄道会社もいろいろやってると思うんですけど、心配なのは、周りの住民の方々から苦情が出て運行できなくなりますよ」と“撮り鉄”の迷惑行為が暴走気味になることに警鐘を鳴らした。

さらに橋下氏は「本当に危険な行為になる場合は、鉄道は停車して、鉄道会社は慰謝料を請求するぐらいのことをやって、ちゃんとルールを守らなきゃ、というところを認識させることも必要なのかなと思いますね」と結んだ。