元KAT-TUN田中聖受刑者(38)が書き下ろしたメッセージソング「Restart」が18日、都内で開催された「ギャンブル依存症問題を考える会 10周年記念フォーラム」で初公開された。

同曲は現在、収監中の田中受刑者が昨年7月、同会の依頼で制作。会場ではミュージックビデオとともに、レコーディング時のインタビュー映像も公開した。

インタビュー映像では「自分の状況を考えて、今までの自分は弱いところを見せるのが格好悪いと思っていたし、弱みを見せるのは弱点を見せるみたいでひけらかすのがすごくダサいと思っていたし、恥ずかしいと思っていた。でも、だれにどんなメッセージを送りたいかを考えたときに、自分と同じような立場で悩んでいたり、苦しんでいたりする人だと思い、格好を付けてはいけないと思って作った」と話した。

「作っていて素の自分というか、たまねぎの皮をむいていった芯のようなところを出さないと、だれにも伝わらないし、僕自身もこの曲をやらないと音楽をやってはいけないと思った」と続けた。

スローテンポな曲調で穏やかなメロディーが印象的。歌詞には自らを重ねるように「僕らは1人じゃない」「この場所から立ち上がるよ」としたためている。

同曲はチャリティーCDとして音源化。会場での販売や今後同会が主催するイベントなどで販売され、売り上げの一部は能登半島地震の被災地支援などに充てられるという。

田中受刑者を支援してきた「ギャンブル依存症問題を考える会」田中紀子代表は「誤解されがちだけど、チャリティーのお願いをすれば快く応じてくれるような優しい人なんです」とアピール。ミュージックビデオ公開時は、コンサート会場さながらにペンライトが振られた。田中代表は目に涙を浮かべ、声を詰まらせながら「聖くんにこの景色を見せてあげたい」と話した。