ミュージシャンGACKT(51)が21日、テレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」で「野に咲く花のように」を歌唱した。卒業生への応援歌で、GACKTは06年から、全国の卒業式にサプライズで登場してこの曲を披露している。

先日の囲み取材で、今年もある学校を訪問する予定であることを明かしていた。「実際にやってほしいって言われることは、かなりの数があるんですよね」。来校を希望する学生は毎年、たくさんいる。そこから1校に絞る過程が、実に“らしい”。

「単純にじゃあ、ボクが行って歌うよって簡単な話じゃないんですよね」。来てほしいと声を上げた学生に、まずこう返すそうだ。「自分の力で先生に話をして、許可を取り付けるところまではやってみなよ」。

すると、多くがうまくいかないという。「ほとんど挫折するんですよ。でもそこからだとボクは思うので。本当に実現させたいなら『やってほしい』ではなくて、何の行動が必要なのか。自分も動く意思があるのか。それでぎゅっと絞られる」。

校長にOKをもらい、PTAや教育委員会に話を通して初めて、スケジュールなどの具体的な調整に移れる。「それで数校になって、その中からこの学校に行きましょうっていうのを決める。今年もかなりの数から最終的に1校選んだっていう、そんな感じです」と明かした。

一口に卒業といってもさまざまなものがあるが、その多くが何か別の始まりを兼ねる。中学や高校を出れば、以降のレールは自分で敷いていかなければならない。「本当に実現させたいなら『やってほしい』ではなく、何の行動が必要なのか」。もっともです。大人にも刺さりました。【鎌田良美】