福原遥(26)と水上恒司(26)がダブル主演した23年の映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(成田洋一監督)の続編「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」(「あの星」)の映画化決定が発表された。8日に東京国際フォーラムで行われた「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シネマ・コンサート&トークショーの席上で明らかにされた。
「あの星」は作家・汐見夏衛氏による同名原作が、20年12月に刊行されている。主演の福原、特攻隊員・石丸役の伊藤健太郎(28)と加藤役の小野塚勇人(32)と汐見氏は壇上で「あの星」映画化決定が発表されると、手に手を撮って万歳した。伊藤が「すごくないっすか!?」と驚くと、汐見氏は「本当に。ビックリしたんですけど『あの花』を書いた時、続編を書いた。終われない、続きを…と書き始めた。セットと思っていた。『あの星』まで読んでいただければ終わりだと思って書いた。読者から『映画化して欲しい』ときて「私の一存では…かなうといいね」とお返事していた」と満面の笑みを浮かべた。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は、16年の出版後、TikTok(ティックトック)で話題を呼び、シリーズ累計発行部数150万部と大ヒットした汐見氏の同名小説の映画化作品。福原は現代から戦時中の1945年(昭20)の日本にタイムスリップする女子高生・加納百合を、水上は百合が出会い、恋をする特攻隊員・佐久間彰を演じた。
23年12月に公開されると、福原と水上が演じ上げた時空を超えた切ないラブストーリーと、福山雅治(56)の書き下ろし主題歌「想望」に涙する観客が急増。絶賛の口コミが相次ぎ「追い花」という言葉まで生まれるほどリピーターが続出し、興行収入45億円を突破と大ヒットした。
23年12月19日に都内で行われた大ヒット御礼舞台あいさつの席上で、「想望」に涙歌詞にインスパイアされた汐見氏が歌詞に沿う形で書き下ろし短編「君とまた出会うために」がデジタル小説化され、同作を読むことができるカードが全国の映画館で配布されたことはあった。同作は、水上が演じた彰の、その先を執筆した物語で「あの花」から「あの星」に至るまでの物語だった。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シネマ・コンサート&トークショーも、公開から1年半後の開催となったが、一夜限りのスペシャルイベントということで、開催発表初日から応募が殺到、当日は当選した4600人の「あの花」ファンが集結した。福原は「公開されて1年半。たくさんの方に見ていただけるのが、本当にうれしい。今年で戦後80年のタイミングで、作品を届けるのが意味がある。今の時代に何ができるか…私自身、考えさせられますし、皆さんにも考えていただける、きっかけになれば。生の音楽と見るのが、こんなに贅沢なんだと感動しました」と語った。
◆「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」親や学校、全てにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)はある日、母親とケンカをして家出するが、目が覚めると、そこは1945年、戦時中の日本だった。偶然、通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、その誠実さや優しさにどんどんひかれていくが、彰は特攻隊員で程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。



