吉沢亮(31)の主演映画「国宝」(李相日監督)が、6月6日の初日から23日までの公開110日間で興行収入(興収)150億円、動員1066万人を突破した。作品の公式Xが24日、発表した。16日までの102日間で興収142億7273万1300円、動員1013万5998人を記録していた。邦画実写でトップの興収173億5000万円を記録した03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(本広克行監督)に23億円差に迫った。
8月17日までの公開73日間で、興収105億3903万3400円、動員747万3454人を記録し「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」以来、22年ぶりに興収100億円を突破。8月21日までの公開77日間で興収110億1633万2800円を記録し、同110億円の83年「南極物語」(蔵原惟繕監督)を抜き、邦画実写で歴代興収2位となっていた。7日までの公開77日間で興行収入(興収)133億2514万5900円、動員946万6286人を記録した。
「国宝」は作家・吉田修一氏の同名小説の映画化作品。吉沢は任侠(にんきょう)の一門に生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげた主人公・立花喜久雄の50年を、少年期を演じた黒川想矢(15)と演じ上げた。
抗争で父を亡くした喜久雄を引き取る上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎を渡辺謙(65)半二郎の実の息子で、生まれながらに将来を約束された御曹司・大垣俊介を横浜流星(28)と、少年期を越山敬達(16)が演じた。吉沢は横浜と、歌舞伎俳優の中村鴈治郎(66)から1年半にわたって歌舞伎の指導を受けた。
「国宝」は、第98回米アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に決定。さらに、第96回アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた宮﨑駿監督作品「君たちはどう生きるか」をはじめ、数多くの作品を配給してきた映画配給会社「GKIDS」が、新作の日本実写映画初となる北米配給を手がけることも決定。公開は来年2026年初頭を予定している。また、27日にタイで開幕する、バンコク映画祭のクロージング作品に選ばれた。李相日監督(51)が参加する。



