3ピースロックバンド羊文学が10日、自身初となる東京・日本武道館で、アジアツアー最終日公演を開催した。同所では2日間で計2万人を動員。武道館から世界に向けて勢いを加速させる。
8日に発売した約2年ぶりの新アルバム収録曲「そのとき」で幕開け。ボーカル・ギターの塩塚モエカの柔らかく芯のある歌声と力強いサウンド、幻想的な照明が武道館を包んだ。ベース・コーラスの河西ゆりかとともに、手を振りながら「みんな今日は来てくれてありがとう~。(観客の持つ)ライトきれいだよ」と笑顔で伝えた。
羊文学は20年にメジャーデビュー。ドラムのフクダヒロアは昨年5月から活動を休養しており、現在はサポートメンバーを迎えライブを行っている。バンド史上最大規模となった今回のツアーは、9月から国内外8都市9公演で計4・5万人を動員。自身初の武道館単独公演は両日ともチケットが即完売した。
4月から初の米ツアーを行い、今月15日からはヨーロッパツアーが始まるなど世界を舞台に活躍を続けている。「アジアツアー今日がファイナルだ。来週からヨーロッパツアーにまた行くんですけども。でもすごく、本当に武道館きれいです。ありがとう」と瞳を輝かせた。【玉利朱音】



