是枝裕和監督(63)が2日、都内で開催中の東京国際映画祭で、クロージング作品「ハムネット」(27日)を手がけた中国出身のクロエ・ジャオ監督(43)と対談した。

綾瀬はるか(40)と千鳥の大悟(45)の主演映画「箱の中の羊」(26年公開)の撮影中で、スタジオから駆けつけた是枝監督は「来年、撮る脚本は春に上げて撮影が終わると準備に入ります」と、さらなる新作があると明かした。

「箱の中の羊」についても「セットに入って撮影し、残り2週間。ラストシーンは撮った。そこに至るまで、できることを考えるのが好き」と現状を説明。「去年、映画を撮っていない。今年、2本撮って、ずっと現場に立っている。ワークライフバランスが崩れ、それが嫌ではない体になった」と自らを評した。

是枝監督はジャオ監督から「俳優とどんな関係?」と聞かれると「いいです」と即答した上で大悟について言及。「主役の1人が芸人さん。あまりお芝居をしたことはないんですけど。お笑いを組み立てていくのに似ているか、似ていないか分からないですけど、ポイントだけ決めて自由にして構わないと話すと面白く捉えてくれる」と評した。【村上幸将】