元テレビ朝日社員の玉川徹氏は20日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。19日(日本時間20日)に行われたFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の決勝でアルゼンチンを破り、4大会ぶり2度目の優勝を果たしたスペインをめぐり、「因縁」の関係にあるトランプ米大統領から優勝メダルやカップを渡されたことから、「(スペインにとっては)痛快だろうな」と、指摘した。
番組では、日本時間の未明から早朝にかけて行われたスペイン-アルゼンチンの試合を速報するとともに、決勝のチケットの異常な価格高騰ぶりなど、興行面で過去の大会と大きく変化した点を伝えた。今大会はFIFA(国際サッカー連盟)に過去最高の約2兆4000億円の収益が見込まれるなど、大会の「舞台裏」についても詳報。また表彰式に、「蜜月関係」にあるFIFAのインファンティーノ会長とトランプ氏がともに登場し、スペインの選手をたたえる様子も伝えた。
VTRの後、コメントを求められた玉川氏は「試合はすごかったですよね。やっぱりレベルが高いんだなあと思いながら見てたんですけど」と、手に汗握る展開となった決勝を振り返りながら、「でも、その裏側を見せられると、しらけちゃうよね」と皮肉まじりにコメント。「FIFAは王様におべっかを使って、それをてこに金もうけをしているということでしょ? 言い方を変えればね」と、FIFA会長とトランプ氏の「蜜月関係」の背景を推測。「そういうのを見ていると、あ~あ、商売人だねという感じがしちゃうと、なんとなく(サッカーに対する)冒涜(ぼうとく)に感じますけどね」と口にした。
一方で、「さらにいえば今回、スペインが優勝しましたけれど、トランプ大統領はスペインとの貿易をやめるとか言っていた。ちょっと前くらいまで」と、7月上旬の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席した際の、トランプ氏のスペインに対する発言を持ち出して指摘。トランプ氏は、スペインがイラン攻撃に協力していないなどとして厳しい批判を展開している。
ただ、この日の試合では、スペインのサンチェス首相が観戦中のトランプ氏のもとを訪れて握手をかわす様子が、メディアにとらえられた。玉川氏は「その『貿易をやめる』といわれていたスペインのサンチェス首相は、今回試合を見に行っているんですよね。スペインが勝ったということに関しては、痛快だろうな」と指摘。また「どういう思いで、スペインの選手にトロフィーを渡したんだろうな、トランプ大統領は、とも思いましたけどね」とも語った。



