テレビ東京ドラマ9「元科捜研の主婦(おんな)」(金曜午後9時)の記者会見に入った。終盤、職業病の話題になった際のトークが興味深かった。
横山裕(44)が「うちの会社で言ったら、私服も早く着替えようとする」と切り出すと、島袋寛子(41)も「あ、着替え早いです」と同調。何着ものステージ衣装で歌って踊る人たちは、早着替えが身に着いているらしい。松本まりか(41)は「誰の前でも着替えられちゃうから、みんなが見てる前でどんどん脱いでっちゃう。何も感じなくなってしまっている」と、人前での着替えに慣れた。
遠藤憲一(64)は「急にぶつぶつしゃべること」と言った。せりふが思い出されるとつい口に出るらしい。以前は喫茶店で、小声で読みながらせりふを覚えていた。それがある時、店内で大きな声を出してしまった。「もうダメだなと思って。それ以来、自宅でやるようにした」という。横山はサウナで1人になった瞬間にせりふを練習するそうだ。「ぼそぼそ言って、覚えられへんかったら出られない、みたいな」。
苦心する大人たちをよそに、佐藤大空(7)は「寝たら覚えられます」と天才的な回答。お母さんと台本を読み、他人のせりふまで忠実に頭に入れる。父親役の横山が言い回しを変えると「違うよ」とすぐ指摘されるそう。横山は「振り付けとかも寝たら覚えてるとかよく言うのよ。何度か寝てみたけど、起きて全然覚えてなかったらめちゃくちゃ怖いよね」。まねるのはリスクが高そうだ。
記者の職業病は何だろう。私の場合は、休日に出かけたコンサートのMCや舞台あいさつでも「見出しになりそう」とか「具体的に話してほしい」とか作文前提で聞いてしまって、心から楽しめないことがよくある。皆さんも職業病、ありますか? 【鎌田良美】



