落語家桂あやめ(61)、露の五九洛(39)、桂米舞(26)が20日、神戸新開地・喜楽館で、「バレンタイン女流ウイーク」(2月9~15日、同所)の制作発表記者会見に出席した。
バレンタインを挟む週に女性噺家(はなしか)が送る落語会。入り口で太鼓をたたき、開演前に1席話す「開口0番」も含め、演者はすべて女性だ。あやめは「毎回、お見送りをさせてもらってますが、今回はメイドのエプロンでも着ようかな」とアピールした。
上方落語協会に所属する落語家約250人のうち、女性は約1割を占めている。「女の噺家もいろんな大ネタをやっているので、一気に見てもらおうかと」と話しながら、「女がトリを取るということもちょこちょこ出てきている。落語でちゃんと締めて、お客さんが帰るときに満足感のある顔をしてもらえるのを目指したい」と意気込んだ。
自身は久しぶりに演じるという「たちぎれ線香」を披露する。師匠の5代目桂文枝から直接、稽古を付けてもらったことはないが、間近で見続けてきただけに「師匠の(たちぎれ線香の)イメージしかない。それが強すぎて、古典をやったら『師匠に似てる』と言われるんですけど、それは仕方ないので、何か自分の出るところ、女の人が出てきますので生き生きするようにしたいですね」とこだわりを語った。
師匠の露の五郎襲名に合わせ、自身も昨年12月に露の団姫(つゆのまるこ)から露の五九洛に改名した五九洛は「改名の時に『五のつくもの』と言われて候補に挙がったのが、『ゴディバ』というくらいチョコレートが好き」といい、「『女とは』というものを見てもらえたら」とバレンタインウイークへのこだわりをチラリ。米舞は「カワイさだけでやってきたけどもう無理。ええ年にもなってきたので、きっちり落語をお見せしたい」と気合を入れていた。



