米倉涼子(50)が10日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた主演映画「エンジェルフライト THE MOVIE」(堀切園健太郎監督、Amazonプライムビデオで240以上の国や地域で13日から世界独占配信)完成披露試写会に登壇した。麻薬取締法違反容疑などで書類送検され、1月30日に不起訴処分となった一連の問題を受けて活動を自粛しており、25年6月12日に都内で行われたイベント以来、243日ぶりの公の場となった。
米倉は、登壇者の最後に姿を見せると1歩、1歩、大きく踏み出し場内に入り、一礼。「はい。米倉涼子と申します。本日はご来場頂き、まことにありがとうございます。本日、こうやって板の上に立たせて頂けるのも、ファンの方々の熱い重い、スタッフの方の手厚いサポートのおかげで、ここにいられることに感謝しております」と感謝。「久しぶりに皆さんと一緒に登壇できていることを、本当に感謝して、うれしく思っております」と口にして、うつむき、涙した。
米倉は、劇中で自身が演じる伊沢那美の上司のヤクザな会長・柏木史郎役の遠藤憲一(64)から「良かったね、ね! 涼子ちゃん、元気です!」と手をつかまれ、上に持ち上げられると、また涙。遠藤から「大丈夫? 涼子ちゃんが、こんな緊張しているの見るのを初めて」と言われると「大丈夫…緊張してます」と本音も吐露。さらに「頑張ってきたね。やっぱり、涼子ちゃんは華やかでパワフルなんで、涼子ちゃんなしにできない、素晴らしい作品」などと褒められるとそして「ありがとう。エンケンさんがメチャクチャ良いこと言ってくれる先に、メチャクチャ格好いい人が見える。ちょっと動揺しちゃって…いい男がいる」と、遺体処理のスペシャリスト柊秀介役の城田優(40)を見つめる、らしい顔も見せた。
これには遠藤も「俺も男だからね!」と笑った。そして「次、連ドラになるといい。もったいない。もう1回、連続ものになってシーズン3になって帰ってくるんじゃないかな。古沢さん、そろそろ書いて欲しい」と脚本の古沢亮太氏にリクエスト。米倉も、笑みを浮かべた。
米倉を巡っては、一部週刊誌が25年10月に、関東信越厚生局麻薬取締部が自宅を家宅捜索したと報じていた。米倉は同12月26日に、自身の公式サイトに文書を発表し「一部報道にありますように、私の自宅に捜査機関が入りましたことは事実です」と報道を認めた。その上で「それ以降、弁護士の方々とも相談をし、捜査に全面協力する観点から、私からの情報発信を控えておりました。今後も捜査には協力して参りますが、これまでの協力により、一区切りついたと認識しております」とコメントしていた。
今年1月には、関東信越厚生局麻薬取締部が1月、米倉が大麻や麻薬を含む液体などを25年8月に所持した疑いがあるとして書類送検。同30日には東京地検が不起訴とした。理由を明らかにしていない。米倉は翌31日に公式サイトで声明を発表し「私は、本年1月30日、不起訴処分となりました。これをもって、私に対する捜査は結論が出たものと認識しております」とした。
一方で「ご心配をおかけした皆様に対し、いったい何があったのかを私自身が説明すべきであるというご意見もあろうかと存じます。しかしながら、私が発言することで、その内容が独り歩きし、思いもよらない形で各方面へご迷惑をおかけする可能性もあるため、弁護士の指導を踏まえ、私からの説明は控えさせていただきます」と一連の問題に関し、それ以上の説明はしない考えも、併せて示した。その上で「私は、今回の一連の捜査を受け、活動を自粛しておりましたが、その間、これまでの人生や自身の活動について、見つめ直しておりました。その中で、米倉涼子という存在は、ファンの皆様をはじめ、関係者の皆様、力になってくださった多くの皆様に支えられて、これまで歩んでこられたのだという事実を改めて強く実感いたしました。今の私に出来ることは、初心に立ち返り、何事にも真摯に取り組んでいくことだと考えております」と活動の再開に意欲を見せていた。
「エンジェルフライト-」は、海外で亡くなった日本人の遺体を国内、日本で亡くなった外国人の遺体を母国の遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士に迫った、佐々涼子氏のノンフィクションの実写化作品で、23年3月にドラマ版「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」が配信された。米倉は劇中で「大切な人を異国の地で失ったご遺族に、ちゃんと最後のお別れをさせてあげたい」との信念を持つ、口は悪いけど情に厚い「エンジェルハース」の敏腕社長・伊沢那美を演じた。
この日は、新入社員の高木凛子役の松本穂香(29)手社員・矢野雄也役の矢本悠馬(35)事務担当・松山みのり役の野呂佳代(42)運転手・田ノ下貢役の徳井優(66)も登壇した。
◆「エンジェルフライト THE MOVIE」では、相変わらず忙しく毎日、仕事に打ち込む伊沢那美(米倉涼子)のもとに、8年前に海外で事故に巻き込まれ安否不明となっている恋人の足立幸人(向井理)が、もしかしたらメキシコで生きているかもしれない…という情報が届く。「いまさら知りたくもない」と言う那美だが、柏木史郎会長(遠藤憲一)の命令で、メキシコで亡くなった日本人送還のため現地へ飛ぶことに。故人の魂を迎えるメキシコの祭り「死者の日」の最中、那美は送還業務に追われながらも自身と幸人の過去と向き合うことになる。一方、エンジェルハースのメンバーたちは、オーストラリア、イタリア、米国、日本が舞台となる世界をまたにかけた厳しい案件に立ち向かう。
◆米倉問題の経緯 一部週刊誌が25年10月に、関東信越厚生局麻薬取締部が自宅を家宅捜索したと報道。米倉は同12月26日に公式サイトで文書を発表し「私の自宅に捜査機関が入りましたことは事実です」と報道を認めた上で「捜査には協力して参りますが、これまでの協力により、一区切りついたと認識しております」とコメント。今年1月には、大麻や麻薬を含む液体などを25年8月に所持した疑いで書類送検も1月30日に東京地検が不起訴とした。翌31日に声明を発表し「私は、本年1月30日、不起訴処分となりました。これをもって、私に対する捜査は結論が出たものと認識しております」とした。



