日向坂46の四期生全員が出演した、24年の映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」(熊切和嘉監督)バースデイ記念上映が最終回お祝い舞台あいさつが20日、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた。席上で、続編「ゼンブ・オブ・ワールド」製作の決定が、ステージ上でサプライズで発表された。
この日が誕生日の竹内希来里(20)が、24年4月から約1年に渡って計10回実施したバースデイ記念上映が「大好評により、バースデー公演、2回目が決定しました!!」と2年目に突入することを発表。全員で客席バックで記念撮影している最中に、熊切和嘉監督(52)からビデオレターが届いた。メンバーが「何、これ?」「聞いてない」「えっ?」と驚く中、スクリーンに「終わらない」のメッセージとともに「続編製作」の文字が出た。「日本中を駆け巡る」「ゼンブ・オブ・ワールド」の文字が出ると、メンバーは「ヤバい」と驚き「円陣、やっとこ!!」と円陣を組むと、歓喜の笑みと涙を浮かべた。
「ゼンブ・オブ・トーキョー」は、アイドルデビューから約2年の日向坂46の四期生11人が、演技初挑戦でメインキャストとして大ばってきされ、全員出演したことが話題を呼んだ。メンバーは東京を訪れた修学旅行生を演じ、11枚目のシングル「君はハニーデュー」でセンターを務めた正源司陽子(19)が主演した。
熊切監督からは「内容は詳しくは言えませんが『ワールド』と言っても海外はありません。東京を飛び出し、日本全国を回るロードムービーになると思います」と明かされた。前作から3年後、高校を卒業したメンバーを描き、自分たちの世界が広がっていくという。
竹内は「うれしい」と涙。劇中では、辻坂美緒を演じたが「ずっと帽子をかぶっていたので、外して撮影したい」とリクエスト。「強気な子だったので、関西弁とかしゃべって…関西の大学、行ったのかな?」などと、3年後を描く続編の設定を予想した。
アイドルのオーディションを受けたい桐井智紗を演じた渡辺莉奈(17)は「(アイドルになって公演は)ドーム?」と先の展開を妄想。「まだフワフワしてるんですけど(映画を)愛していただいて、うれしかった。より大好きになってもらいたいし、四期生の絆を発揮できるものになるんじゃないか? 楽しみに待っていてください」と呼びかけた。
門林萌絵役の山下葉留花(22)は9月5、6日に宮崎県の、ひなた宮崎県総合運動公園で2回目となる「ひなたフェス2026」を開催することを踏まえ、続編の舞台に宮崎を熱望。「宮崎、お勧めですよという感じの映画にしたいと思いますし、フェスを9月にさせていただく」と胸を張った。さらに、渡辺が演じる智紗の役どころを踏まえ「私たちが莉奈ちゃんのライブに行く、みたいな設定はどう?」とストーリーを逆提案? した。
羽川恵役の藤嶌果歩(19)は「私と熊切監督の地元である、北海道!」と北海道を舞台に推薦。「みんなで雪合戦したり、みんなでジンギスカンを食べたい」と期待した。
一方、花里深雪役の平尾帆夏(22)は「とっとりふるさと大使なので」と、故郷の鳥取を譲らない構えだ。「鳥取砂丘で砂に潜りたい。全員で、実家で撮影したい」と実家での撮影も熱望し「力尽くで…」と家族を説き伏せると意気込んだ。
修学旅行で班長の池園優里香を演じた正源司は「本当に、私たちの反応を見たら分かるように、知らなかったので光栄。続編は、皆さんがいてくださらないと接待、実現しない、応援し、見てくれたから2回目をさせていただいた。すてきな、最高の作品をお届けできるよう頑張ります」と意気込んだ。
◆「ゼンブ・オブ・トーキョー」 班長の池園優里香(正源司陽子)は修学旅行で東京の名所を巡る完璧なスケジュールを立て「東京の全部を楽しむぞ!」と楽しみにしていた。しかし、なぜか全員バラバラに! 「なぜ!? これはマルチバース?」と混乱しつつも、池園は東京観光に繰り出すも、実は班員たちは、それぞれの思惑を秘めて東京に来ていたのだった。全員が東京中に散らばる中、班員の桐井智紗(渡辺莉奈)は1人、ある場所に向かっていた。実はアイドルになる夢をかなえるため、修学旅行に運命をかけていたのだったが…。



