ミュージシャンGACKTが5日、自身のXを更新。ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで日本人選手として初めて金メダルを獲得した「りくりゅうペア」こと、三浦璃来・木原龍一組への報償金について私見をつづった。
「りくりゅうペア」は今回の金メダル獲得で、所属先の木下グループからそれぞれ報償金2000万円が贈られた。
GACKTはそのことを報じる記事を引用。「うちのスタッフがこのニュースを見て、『すごーい!2000万!』と言っているのを聞いて、正直ゾッとした」と前置きした上で「世界一を取った二人に2000万円。称えるのはいい。だが、、、人生を賭けて世界の頂点に立った人間への評価として、この金額は低すぎないか?」と投げかけた。
「【世界一】を取りに行くということ。それは『好きだから』や『趣味だから』で到達できる世界じゃないことくらい、どんなバカでもわかるはず。青春を削り、膨大な時間を注ぎ込み、文字通り人生を削って辿り着く場所。もちろん、人生を賭けてもそこに辿り着ける人間はほとんどいない」と記述。
その上で「だからこそ思う。その人生を賭けた代償を考えればこれ、安すぎないか?」と再度投げかけた。
そして「日本の国民性なのか、日本人は【努力の物語】が好きだ。だが、【勝者の価値】を本気で理解し、評価しているとは思えない。彼らの稼ぎは会社員のように定年まで続かない。現役の時間は恐ろしく短い。怪我やアクシデントで選手生命が突然終わることだってザラだ」とした上で「つまり、短い現役期間の中で一生分の生活を作らなければならない世界に彼らは生きている。そして、そのほとんどの人たちは道半ばで諦めなければならない現実。そんな過酷な環境と現実の上で、世界の頂点に立った二人への評価がこの金額なのか?」と三たび投げかけた。
「これで、子供たちはこの世界を目指すだろうか? 子供は最初、【好き】という好奇心から夢を見る。だが、本気でやろうとした瞬間にこう言われる。『そんなことをやっても稼げないからやめなさい』 そんな言葉を浴びせられる子供たちを想像してほしい。トップを作りたいなら、、、夢を追う意味や価値を次の世代に伝えたいのなら、拍手や称賛だけじゃ足りない。国も企業も、【覚悟のある評価】を示すべきじゃないか?」と訴えた。
最後に「世界一に対する評価がこの程度なら、『夢を追え』と子供に言う資格なんて大人には存在しない。こんなことを考えるのが、ボクだけじゃないことを切に願うよ」と締めくくった。
このポストに対し「木下グループからの賞金で、これまでの投資でもあり、グループにいる以上こんなものではと思います。個人事務所でフリーになったらもっと凄いと思う。間違いなくCMは殺到してると思う」「あくまで一企業のお祝い金ですから。(おそらく上限かと)彼らの価値が2,000万円という事ではありません」「2000万は大金ですよ しかもスポンサー企業が出してくれるわけでしょ? それまでも精一杯支えてくれてたんじゃないの? その企業が出してくれる金額に覚悟がない はある意味失礼だとも思う」などと書き込まれていた。



