演歌歌手羽山みずき(34)が7日、東京・足立区のシアター1010で、10周年記念コンサート「ONE」を開催した。東京で初のワンマンライブで、デビューから10年を迎えて“次の羽山みずき”へ進化するための、新しい1年目という心構えで臨んだ。

新曲「お湯割りで」の歌唱やギターの弾き語りで「ムーン・リバー」を初披露するなど盛りだくさんの内容でファン約700人を魅了した。

開演前に取材に応じた。 -今の気持ちは?

羽山 ドキドキでいっぱいです。10年分の「ありがとう」の思いを皆さんに伝えられたら成功かなと思います。

-サブタイトルに「ONE」と付けた理由は?

羽山 このコンサートでみんなと一緒に羽山みずきの新しい1つの物語、1つのストーリーを紡いでいくという意味があります。それと「ONE」は「尾根」と読むことができます。(故郷の山形県鶴岡市で)巫女(みこ)えとして勤めていた出羽三山(神社)の山頂から歌の世界の山頂を目指すという意味も込めました。

-見どころ、聞きどころは?

羽山 ギターの弾き語りは人生で最大の挑戦になるかも。10周年公演の目玉を作りたくて4月から始めて2カ月。毎日3~4時間練習しました。私の身体に合うように小さめのギター。相棒です。実は弦楽器はトラウマでした。高校のバイオリンの授業で3年間で弾けたのが「きらきら星」1曲だけ。でも今回は頑張りました。弾けるようになると「楽しい」って思いが芽生えて、どんどん挑戦したいという思いになっています。なので、これからも自分の好きな曲を弾き語りできたらいいなと思っています。そしてシャンソン「サン・トワ・マミー」の歌唱も人生初です。シャンソンは、自分の中から湧いてくる感情を大事にしないといけない。そこを大事にしながら曲にぶつけたい。

-足を出した衣装も珍しい?

羽山 私も短いと思い最初は反発をしましたが「タイツをはいてもいいから」と言われて。そうしたら「新鮮でいいかも」と思えました。こういう衣装は苦手でしたが、これも1つのチャレンジだと思います。

-ジムで鍛えてデビューから約7キロやせたとか

羽山 テレビで顔を見て少し丸いのが気になっていました。コロナ禍でジムに通ったり、キックボクシングを始めました。最初は蹴るのがうまくできなかったけれど最近は結構できるようになったのですごく楽しい。これもやっぱり訓練。歌につながるものがあると思いました。握力も13キロから25キロになりました。

-海外公演も視野に入れているとか

羽山 「海外はおっかない」というイメージがあったのですが、TikTokの配信に海外の人から温かいコメントが多く届いて、海外に行くのもありかもと思って年明けにパスポートを取りました。海外公演をいつかやってみたいです。 -10年間を振り返って

羽山 巫女から芸能界へ。全く違うからなじむのが大変でした。「鶴岡に帰りたい」と毎日思って、電車の音を聞くと「これさ乗って帰るかな」、飛行機を見ても「これさ乗って帰るかな」と思っていました。実家のかぎも持ち歩いて過ごしていました。そんな私が、本当に多くの人に支えていただいて歩んできた10年だと思うので感謝感謝です。ありがとうの気持ちがいっぱいあふれた10年だったなと思います。

-新曲タイトルは「お湯割り」ですがお酒は好きですか?

羽山 はい。お酒は芋焼酎のお湯割りが大好きです。日本酒も好き。家に帰って好きな韓国ドラマを見て、煮物を食べながらお湯割りや日本酒を飲んでまったりしています。