女優浅香光代(86)が、大物政治家との隠し子騒動についての発言を撤回した。

 14日に都内で行われた映画「8月の家族たち」(18日公開)公開直前イベントに出席した浅香は、父親は「元総理大臣?」の問いに「そうです。そうです」と認めながらも、同イベント後のテレビ朝日系「グッドモーニング」の取材には「総理大臣になるところだった人」と言い直していた。

 取材内容は15日の同番組で放送。浅香は番組側のあらためての「父親は総理大臣ではなかった?」の質問に「そうです。私の言い方が悪かった。アイムソーリー(総理)です」とシャレにもならない回答でお茶を濁した。

 イベントでの発言を受けて14日には「浅香光代、隠し子の父親は元首相だった」とネット速報され、15日の一部朝刊紙では大々的に報じられたが、複数のメディアが振り回される形になった。

 浅香は今年1月22日発売の「婦人公論」で、20代で知り合った既婚の大物政治家との間に2児をもうけていたことを告白していた。この日も「福田赳夫さんが旦那とか言われたり、違います」と過去の報道は否定しながらも、「順番にやっていくと名前が出てくるし、まあ、いいじゃないですか」と続けた。その上で「じゃあ、(父親は)元総理大臣?」と質問され、「そうです。そうです」と答えていた。