第4回呉清源杯世界女子囲碁選手権3回戦が20日、行われた。コロナ禍で各国間の移動制限が生じているため、昨年同様インターネット対局での開催。

日本勢で1人だけ勝ち残った藤沢里菜五段(22)は、東京・市ケ谷の日本棋院でパソコンの画面に向かい、前回準優勝の於之瑩六段(中国)と対戦したが、白番(後手)中押し勝ちを許した。これで日本勢5人は全員、敗退した。

このほか、3回戦では崔精九段(韓国)が前回優勝の周泓余六段(中国)、王晨星五段(中国)が呉侑珍七段(韓国)、方若曦四段(中国)が■承亜三段(韓国)にそれぞれ勝ち、準決勝進出を決めた。

準決勝の組み合わせは王対於、崔対方。決勝の含め、11月30日から12月4日までの間に開催される。

※■は、十の下に日を二つ縦に並べ、十の縦棒が一つ目の日を貫く