NHK党の立花孝志党首は5日の会見で同党のガーシー参院議員(東谷義和氏)が提出した海外渡航届を参院議院運営委員会の理事会が全会一致で不許可としたことについて「すでに昨年末からアラブ首長国連邦のドバイに滞在している。

海外渡航届ではなく、海外滞在届だった」と手続き上のミスがあったと認めた。その上で「遅くとも来週中には差し替える」と参院に再提出するとした。ガーシー議員は海外渡航届は認められなかったが臨時国会(3日~5日)を欠席した。

立花氏は6日にドバイに向けて出発し、現地でガーシー氏と今後について協議するとした。また帰国しない理由について、立花氏はガーシー氏の関与したとする詐欺疑惑をめぐり「被害者との示談が成立したが、警視庁は示談したとの書類の受け取りを拒否している」として「不当逮捕」を回避するためと述べた。