東京都の小池百合子知事は21日の定例会見で、10代の若者らが東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれるエリアに集まり犯罪に巻き込まれるケースが相次ぐ問題への認識を問われ「夏休みに入り、トー横に集まっている子どもたちをどうやって守っていくかということだ」と述べた。若者たちの情報共有のスピード感に追いつくために「これまでにない対応も考えていかないといけない」とも話した。
小池氏は今年1月、都の青少年問題協議会に対し、犯罪被害などのリスクを抱える青少年への支援について諮問を実施。これまで、警視庁などと連携した啓発活動を行ってきたとした上で、今月中に協議会での答申がまとまることを受け「速やかに具体的な対策を講じたい」と述べた。
一方、トー横での若者たちの行動をめぐっては以前から問題になっており「もう少し早く動きだすことができたのではないか」との質問も出た。小池氏は「数年前から青少年が集結し児童買春などの犯罪に巻き込まれ、中には自傷行為などの事案も発生しているということで、今年4月にあらためて諮問をした。トー横の現状や対策、これからどうすべきか、あらためて効果のある方策を打ち出していただきたい」とした。その上で、答申を受けた対策は「一歩踏み込んだ実態把握をすることなどを盛り込んでいただく形になると思う」と話した。

