東京都の小池百合子知事は29日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、昨年の東京都知事選で登場させて話題を呼んだ「AIゆりこ」の進化形、「2・0バージョン」が完成したと報告した。
「AIゆりこ」は、生成AIを使って作成されたとみられる、緑色のジャケットを着たキャスター時代の小池氏を思わせる「AIゆりこ」が、都知事選3期目に向けて、子育て政策など2期8年の小池都政を紹介した内容だった。ショート動画が複数投稿され、小池氏は開始直後の定例会見で「一気に(1日で)700万アクセスあり、大変関心が高い」と、効果を自賛。選挙戦でのAI戦略が本格化するきっかけにもなった。
小池氏は28日夜、Xに「東京都政をわかりやすく、正確に、そして親しみやすくお届けする『#AIゆりこ』が、ついにバージョン2.0として帰ってきました!」と、報告。「進化したAIゆりこは、最新のAI技術を搭載し、『誰ひとり取り残さない東京』の実現に向けて、都政の『今』と『これから』を丁寧にお伝えしてまいります」と投稿。「みなさま、ごぶさたしております。AIゆりこが帰ってまいりました。最新の生成AI技術を取り入れ、バージョン2・0へと進化しました」などと「AIゆりこ」が語りかける進化形バージョンの第1弾動画も、投稿した。
小池氏のX投稿は、今年1月、自身が特別顧問を務める都民ファーストの会公式Xの投稿内容をリポストして以来、約半年ぶり。自身による投稿になると昨年の都知事選で3選されて以来、10カ月ぶり。6月13日には東京都議選の告示が迫っており、今回も、都議選を意識した戦略の一環とみられる。

