参院選比例で約33万票を集めながら落選となったNHK党現職の浜田聡氏(48)が23日までに、自身のYouTubeチャンネルを更新。次期衆院選に同党から出馬することを明言するとともに、新たな政治団体を立ち上げ、地方選に候補者を擁立する意向も語った。
浜田氏は22日の動画で、立花孝志党首の意向を受け、次期衆院選にNHK党から近畿圏の比例代表で立候補することを表明。今回の動画では「NHKから国民を守る党として、きたる衆議院選挙出馬の準備を整えつつ、私の政治団体でも各地方選挙に候補者を擁立して挑戦をしていきたいと考えております」と伝えた。また、参院選で得票が多かったことにあらためて感謝した。
さらに「NHKから国民を守る党として選挙を戦ったわけですので、衆院選はそちらで臨みたい」と強調した上で「私の方でも政治団体、すでにある政治団体プラス、新しいのを立ち上げてもいいのかな、と思っております」と説明。現在は「自治労と自治労連から国民を守る党」を運営していることも紹介しながら「メインの政治団体」を作る意向も告白した。また「ひとりの政治家が複数の政治団体を運営してもいいんじゃないかな、その発想を皆さんにも持って欲しい」と呼びかけ、米国では2大政党の中に多数の派閥があり、複数の政治団体が協力する状況を紹介した。
新たな政治団体の活動については「各地に候補者を出していきたい。特に市町村議会選挙で、その中での補欠選挙。それは供託金が返ってくるからですね」とした。党名については、NHK党で自身が携わった政策案に触れながら「米国の共和党の政策に準じた物が結構ある。メインの私の政治団体として『共和党』でもいいかな、と思いつつ、税金下げて規制を緩和していこうという方針なので、『自由党』でもいいのかな。『共和党』と言うと、日本でいうと天皇(制)の元で共和党という政治団体名がいいのかどうか、というところもある」と悩んでいる様子も示した。候補者を擁立する地方選は今後、決めて行くとした。
浜田氏は、参院選落選後の動画では、NHK党が議席を獲得できず、政党要件を満たせなかったことについて「組織力強化が我々にとってはまだまだ不十分だった。そこが特に、参政党さんとの大きな違い、というところになろうかと思います」と分析。「具体的には地方組織といいますか、地方議員ですね。そして党員獲得などすべてにおいて、参政党さんは非常に成果を出されて、今後も伸びていかれるんだろうと思います。我々もしっかりと吸収できるところは吸収していかなければいけないと考えております」と反省していた。
浜田氏は放射線科専門医で、19年10月に参院議員だった立花孝志党首が、参院の埼玉県選出議員補欠選挙に出馬し、自動失職したことに伴い、繰上当選となり1期目だった。
Xでも情報や政策を積極的に発信し、フォロワーは22万人を超える。法案提出なども精力的に行っており、Xでは「浜田さん」がトレンドワード入り。「浜田聡さんの損失は痛い」などと惜しむ声もあった。

