石破茂首相は21日夜、横浜市で行われたアフリカ開発会議(TICAD)の夕食会のあいさつで「大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございませんで…」と述べ、各国首脳を前にぼやく場面があった。

参院選大敗を受けて、自民党で総裁選前倒しの是非判断の手続きが進むなど「石破おろし」にさらされている自身の立場を嘆いた可能性がある。

石破首相は、自分の発言直後に反応したとみられる岩屋毅外相の方を見やって「外務大臣、そこで笑わない」とツッコむひと幕も。「楽しいことは、そんなに多いわけではございません」と、あらためて繰り返した。

外務省によると、夕食会は約1時間半行われ、TICADに出席している訪日中の各国首脳のほか、日本からは石破首相や佳子夫人、岩屋外相のほか議長代理を務める岸田文雄前首相らが出席した。

メニューは、セネガルやモロッコの日本大使館公邸料理人を務めたた経験がある熊谷喜八シェフが考案したもので、日本の夏の旬の食材をふんだんに使った料理が提供された。