トランプ米大統領(79)が30日、ネット上で死亡のうわさが拡散されたあと初めて公の場に姿を見せた。
ワシントン・タイムズ紙によると、大統領は8月下旬にニュージャージー州ベッドミンスターの別荘で過ごす予定だったが、旅行を取りやめてホワイトハウスに留まることを選択。30日朝に3日ぶりにホワイトハウスの庭で孫娘カイさんと一緒の姿が目撃された。報道によると、トレードマークの赤いMAGAの文字が入ったキャップを被り、バージニア州スターリングにある自身のゴルフクラブに向かうため車に乗り込む姿が撮影されたという。
トランプ大統領をめぐっては、7月に手にあざがある写真がネットで拡散されるなどして健康状態を不安視する声が上がっていた。ホワイトハウスは当時、慢性静脈不全症でを患っており、手のあざは「頻繁な握手によるもの」だと説明していた。
米ピープル誌によると、バンス米副大統領がUSAトゥデイ紙のインタビューで29日、「恐ろしい悲劇は起こるもの」だと述べて大統領に何かあった場合は自らが大統領職を引き受ける覚悟があるとコメントしたことが引き金となり、X(旧ツイッター)で「トランプは死んだ」「トランプはどこ?」などのハッシュタグがトレンド入りしていたという。バンス副大統領は、トランプ氏の健康状態について「非常に良好で、残りの任期を全うできるはずだ」と強調したが、公の場に姿を見せてないこともあって死亡説が一気に拡散されたと見られている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

