元テレビ朝日社員の玉川徹氏は4日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、購入した大麻草由来の成分を含むサプリメントが違法の疑いがあるとして警察の捜査を受け、サントリーホールディングス(HD)の会長を1日付で辞任した新浪剛史氏(66)が3日に開いた記者会見の内容に「説明は若干不自然だし、矛盾も感じられた」と私見を示した。
3日に、経済同友会代表幹事として定例会見に臨んだ新浪氏は、一連の経緯を謝罪した上で「法を犯しておらず、潔白だ」と繰り返し主張した。代表幹事としては当面、活動を自粛する意向を示した。
玉川氏は「(当該サプリメントが)違法かどうかというのは当局がまず判断するところだと思う」とした上で「昨日の説明は若干不自然だし、矛盾も感じられた」と述べた。
新浪氏が、米国の知人の勧めで最初に購入したサプリメントについて、自身はその後ドバイ経由でインドに出張する予定があり、この2国はこうした商品の持ち込みが厳しいとするアドバイスを受けたため、知人に日本に持ち帰ってもらったが、当該商品は新浪氏の自宅に郵送されたと説明。しかし、「送り主が分からない物が送られてきた場合は廃棄する」という家族との取り決めの中で廃棄されたとし、自身の手元には届いていないと主張した部分に、玉川氏は言及した。
「知人に持ち込んでもらったケースなんですけど、もともと家族が、見知らぬ人から来た場合は捨てるということになっていたことを、新浪さんが知っているわけですよね。実際、それは捨てたということのようですが、家族からすると知らない知人から送られてきたことになるんですけど、その知人のことを家族は知らないことを、新浪さんは認識していた可能性が高い。そうすると、その知人から送ってもらったら家の中には入らない、つまりは捨てられることを分かった上でこの知人に送ってもらったことになる。ここですでに矛盾が感じられる」と指摘した。
受け取りを郵送か手渡しにするか、知人との間で決めていなかったという趣旨の主張を新浪氏が会見で話していたことがフォローされたが、玉川氏は「それにしても、結果として郵送になっている」とした上で、「ましてや、手渡し。ここが不自然なんですけど」とも主張。「たとえば僕と羽鳥さんが海外に取材に行って、こういう風なものを買って、僕はフランスを回って帰るので、先に帰る羽鳥さん、持って帰ってくださいと。それで羽鳥さんが日本に戻って、(手渡しではなく)郵送する?」と、番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に質問。羽鳥が「うーん」と反応すると、玉川氏は「それも不自然だし、なんとなくこの説明には不自然な点がある」と主張した。

