山梨県道志村のキャンプ場で19年9月に行方不明になった小倉美咲さん(当時7歳)の家族が2日までに公式サイトを更新。現地の献花台の設置を終了したことを発表した。
9月30日に「献花台を終了しました 今後について」と題した文章を発表。「2019年の9月21日に美咲が行方不明になってから6年、美咲の訃報に接してから3年が経ちました」と前置きした上で「先日9/21に、現地に設置していただいておりました献花台を終了させていただきました」と発表した。
そして「これまで長年にわたり献花台を管理してくださったボランティアの皆様、大切な土地を無償でお貸しくださった地主様、そして献花台に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました」と感謝。
そして「行方不明当時、小学1年生だった美咲の同級生たちは今年の春で中学生になりました。小学校の卒業式の時は、美咲が同級生と一緒に卒業できなかったことが悲しく苦しかったので、ただただ涙を流していました」と打ち明けた。
続けて「美咲が行方不明になり心を閉ざしていた長女も高校生になり、少しずつ自分らしさを取り戻し前を向いて歩み始めたので『今なら、私も前に進めるかもしれない』と思い、このタイミングで一つの区切りをつけることにしました。もちろん心が完全に行方不明以前に戻ることはありませんが、それでもこれからはお世話になった方々へのご恩をお返しできるように自分にできることを見つけながら、一歩一歩前に進んでいこうと思えるようになりました」と記述。
「天国で美咲と再会するその時に、『ママ、一生懸命生きてきたよ!』と胸を張って笑顔で会えるように日々を大切に生きていきたいと思います」とつづった。
美咲さんは19年9月21日、家族や友人とキャンプ場を訪れ、友人の後を追ってテントを出た後、行方がわからなくなった。22年には付近の山中で人の右肩甲骨が見つかり、山梨県警はDNA型鑑定などの結果、美咲さんが死亡しているとの見方を示していた。
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以下、発表全文。
暑さが和らぎ過ごしやすくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。心静かに過ごす時間が必要で、最後の更新から少し時間が経ってしまいました。なかなか近況をお伝えできず申し訳ありませんでした。
2019年の9月21日に美咲が行方不明になってから6年、美咲の訃報に接してから3年が経ちました。
先日9/21に、現地に設置していただいておりました献花台を終了させていただきました。
これまで長年にわたり献花台を管理してくださったボランティアの皆様、大切な土地を無償でお貸しくださった地主様、そして献花台に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
行方不明当時、小学1年生だった美咲の同級生たちは今年の春で中学生になりました。小学校の卒業式の時は、美咲が同級生と一緒に卒業できなかったことが悲しく苦しかったので、ただただ涙を流していました。
しかし、美咲と仲良くしてくれていた同級生たちが中学生になる新たな門出の際には、「おめでとう」「大きくなったね」と声を掛けることができました。
ここまで来るまで時間がかかりましたが、美咲の同級生の成長を受け入れる事ができ私の心も少しずつ癒えていることに気づきました。
美咲が行方不明になり心を閉ざしていた長女も高校生になり、少しずつ自分らしさを取り戻し前を向いて歩み始めたので「今なら、私も前に進めるかもしれない」と思い、このタイミングで一つの区切りをつけることにしました。
もちろん心が完全に行方不明以前に戻ることはありませんが、それでもこれからはお世話になった方々へのご恩をお返しできるように自分にできることを見つけながら、一歩一歩前に進んでいこうと思えるようになりました。
天国で美咲と再会するその時に、「ママ、一生懸命生きてきたよ!」と胸を張って笑顔で会えるように日々を大切に生きていきたいと思います。
この6年間、たくさんの方々の言葉に励まされました。皆様の存在がどれほど私たちの支えになったか分かりません。
美咲や私たち家族に寄り添い続けてくださった皆様、ご協力くださった皆様に改めて心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

