高市早苗首相は22日、東京都内で開催されている「2025年報道写真展」(東京写真記者協会主催)を視察した。10月4日の自民党総裁選で女性初の総裁に選ばれた後、党本部総裁室の「総裁のいす」に座る様子をとらえた本紙・江口和貴カメラマンの写真の前で、メディアの写真撮影に晴れやかな笑顔で応じた。
総裁のいすでの笑顔が大写しになった表情の写真を前にして、「小じわが…ああ…」と、嘆くように口にするひと幕も。一方で、気高さと力強さを訴える意味を持つ座右の銘「崇高雄渾(すうこうゆうこん)」を、金色のペンで力強くサインした。
写真展の感想を問われた高市首相は、会場内に掲示された、ワールドシリーズ2連覇を果たしたドジャースの優勝に貢献した大谷翔平投手ら日本人選手の活躍をとらえた写真や、大成功となった大阪・関西万博の写真に言及する一方で、世界各地で起きている紛争や自然災害にも触れた。「今年は、自然災害や火事を含め、災害で苦しまれた方々がおられた。世界各地の紛争でご家族や思い出のこもった家をなくされ、深い悲しみの中にいらっしゃる方々もたくさんおられることも、写真の中で拝見した。本当に、戦争が停止され、平和が戻りますようにと祈るような思いでございました」と語った。
その上で、激動の1年となった自身について、女性初の首相に就任し21日で2カ月となったことに言及。「ようやく走り始めたところでございます。今週は来年度予算案の提出がありますので、しっかり、今の暮らしや未来の日本への不安を、安心と希望にしっかり変えていけるように、政策を打っていきたい」と述べ、来年以降に向けた思いを口にした。
◆日刊スポーツ江口和貴カメラマン 私が撮影した大写真パネルにサインしていただき光栄です。気にされていた小じわを「取る」ことはできませんが、いい写真を「撮って撮って撮って撮って撮って」まいります。

