<1>メイショウフンジン(阪神11R仁川S・15時35分発走)

メイショウフンジン(2023年2月22日撮影)
メイショウフンジン(2023年2月22日撮影)

過去5年の仁川Sでは前走アルデバランS組が【3・3・3・16】で勝率12%、連対率24%、複勝率36%と好成績を残す。

また、昨年2、3月と今年2月に限定した阪神ダート成績を見ると、ホッコータルマエ産駒が【6・3・3・26】で、種牡馬別1位タイの勝利数を記録する。

そのタルマエ産駒のメイショウフンジンは、前走アルデバランSで1着。ハンデは57キロと決して軽くないが、57キロ自体では2勝しており、問題なしだろう。


<2>ジネストラ(中山11R幕張S・15時45分発走)

若潮S2着のジネストラ(左)。右は勝ったゾンニッヒ
若潮S2着のジネストラ(左)。右は勝ったゾンニッヒ

昨年の2回中山開幕週では芝のレースが9鞍行われ、逃げた馬が【1・2・2・4】で複勝率55・6%の好成績。同じく種牡馬成績を見ると、ロードカナロア産駒が【3・0・1・3】で勝率42・9%、複勝率57・1%と高い数字をマークしていた。今年も狙い目になる。

カナロア産駒のジネストラはここ2走、逃げて4、2着。前走の若潮Sでは連対を果たし、3勝クラス突破は目前だ。鞍上の三浦騎手は21年の幕張Sを、若潮S2着から臨戦したウインカーネリアンで勝利しており、再現がありそうだ。


<3>トレンディスター(小倉9Rあざみ賞・14時15分発走)

かささぎ賞2着のトレンディスター(右)。左は勝ったトールキン
かささぎ賞2着のトレンディスター(右)。左は勝ったトールキン

冬の小倉は今週が最終週。昨年の2回小倉最終週の芝レースは13鞍行われ、逃げ+先行馬が12勝、2着9回と、中団&後方待機勢を圧倒した。逃げ、先行タイプを積極的に買いたい。

また、レース間隔では中2週が【5・3・2・30】と目立っていた。

中2週の先行型からトレンディスターを狙う。キャリア4戦全てでハナを切っている徹底先行型。今回と同じ舞台だった前走は、初の右回りでもスムーズな立ち回りで2着に好走した。昇級組の同型がいてハイペースが予想されるものの、クラス実績では1歩リードしており力の違いを見せる。


【先週土曜の結果】

<1>ショウナンアレクサ

阪神9Rつばき賞6着

<2>ルチェカリーナ

阪神11R京都牝馬S11着

<3>タイセイブリリオ

小倉11R紫川特別4着

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。