<1>ジャスティンパレス

栗東坂路で4ハロン53秒3-12秒4を馬なりでマーク。以前よりフットワークが大きくなり、進化した印象だ。

杉山晴師「メンタルにも余裕があって、動きも終始リラックスしていた。想像以上に力をつけている。(前走まで)上がり33秒台を使ったことがなかったのに、あの舞台で速い脚を見せてくれたのは成長の証しだと思う(天皇賞・秋2着=上がり33秒7)。去年(7着)以上の結果を出せると信じている」

坂路で追い切るジャスティンパレス
坂路で追い切るジャスティンパレス

<2>スターズオンアース

美浦ウッドで3頭併せ。6ハロン83秒1-11秒7を馬なりでマークした。楽なフットワークで最先着。

ルメール騎手「すごくいい追い切り。3番手で直線を向いてから、すごくいい反応をしてくれました。馬は自分で動いていましたので、コンディションは良さそうです。有馬記念ですからたくさんいい馬がいますけど、イクイノックスとリバティアイランドがいないから、みんなチャンスがあると思います。スターズオンアースはG1レベルでずっといい結果。今回も勝つ自信があります」

ウッドチップコースで運動するスターズオンアースとルメール騎手(撮影・丹羽敏通)
ウッドチップコースで運動するスターズオンアースとルメール騎手(撮影・丹羽敏通)

<3>プラダリア

栗東Cウッドでいっぱいに追われ、6ハロン80秒3-11秒9。前半から飛ばしながら、最後まで我慢した。

ムルザバエフ騎手「グッド。中山を意識して、800メートルから動いてどこまで踏ん張れるかを想定した。先週と比べて上がっている。反応が良かったのは、状態がいい証拠では」

池添師「ジョッキーがレースをイメージして乗ってくれました。しまいをしっかりとやってラスト11秒9。最後まで脚はあがっていなかった。出来は前走以上。今の時期がいい馬です」

B・ムルザバエフ騎手を背にCウッドを単走で追い切るプラダリア(撮影・白石智彦)
B・ムルザバエフ騎手を背にCウッドを単走で追い切るプラダリア(撮影・白石智彦)