☆ビターグラッセ（土曜中山9R・葉牡丹賞2着）

スタートは決まったが徐々にポジションを下げて1コーナーは13番手。向正面から勝ったミッキーカプチーノを追いかけるように進出した。いい感じで直線に向くも、仕掛けてからの反応が遅い。坂下ではもたついて馬群にのみ込まれそうになるが、坂を上がってようやく加速。最後は接戦の2着争いを制した。500キロの大型馬だが頼りない面があり、伸びしろは大きい。パンとすればかなりの出世が見込める。

☆ハピ（日曜中京11R・チャンピオンズC3着）

内枠（2枠3番）ということもあり、スタートから仕掛けてポジションを取りにいった。向正面は3、4番手の内。ずっと外からプレッシャーをかけられる厳しい展開だったが、集中力を切らさずゴールまで末脚を伸ばした。勝ったジュンライトボルトとは勢いが違ったが、これは前半から出していった分。外枠でもっとじっくり行けば結果は違っていたかもしれない。3歳馬で本当に良くなるのはこれから。来年はG1で勝ち負けできる。

☆ボーデン（日曜阪神10R・逆瀬川S4着）

前半は行きっぷりが悪くて後方2番手を追走した。1000メートル通過は60秒4。スローペースということもあり、4コーナーではロスなく最内を回る。追われてからの反応も上々で、一気に前との差を詰めた。上がり3ハロン33秒1は最速。今回は位置取りの差が出たが、折り合いさえつけば、切れる脚が使える。もともと評価の高かった馬だが、だいぶ常識にかかってきた。こういう競馬を続けていけば、すぐにオープンまで上がれる。