今回の「コンピ×騎手ここだけの話」は


・ムルザバエフ騎手のコンピ×騎手的狙い方

・コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・無料公開レース(土曜京都11R)予想


この3点についてお話ししたいと思います。



●ムルザバエフ騎手のコンピ×騎手的狙い方

昨年末まで短期免許で騎乗していたムルザバエフ騎手が、今年も日本にやってきました。来日初年度となった22年はいきなりホープフルSをドゥラエレーデで勝利。昨年も東海S、小倉大賞典で重賞2勝を挙げています。その他、チャンピオンズCでは人気薄のドゥラエレーデを3着に導くと、暮れのホープフルSではシンエンペラーで2着。人気以上の着順になることが多く、各陣営からの評価も一気に上昇しました。

とくに意識することなく、ムルザバエフ騎手はベタ買いでプラスになる騎手ですが、すべて買うのはナンセンス。ムルザバエフ騎手とはどんな騎手だったのか、おさらいしましょう。

ムルザバエフ騎手はポジショニング意識が高く、日本人騎手で例えるなら坂井騎手や川田騎手のような騎手。それでいてムルザバエフ騎手は長い手足を活かした豪腕があります。先行して力を余すことなく出し切るのが上手い騎手といえるでしょう。このスタイルでドゥラエレーデとのコンビではたびたび激走してきました。

もちろん、コンピ×騎手の判定との相性も抜群。有判定の馬では勝率18.4%で、これは無判定と比べると7.5%も上昇します。連対率も有判定32.7%で無判定が20.8%です。

判定があれば、積極的に狙っていくべきでしょう。無判定の場合は、先行馬やダート、内回りコースが買いです。

このあたりをヒントにさっそく今週末からムルザバエフ騎手で好配当を手にしたいですね。


●コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・東京

土曜はダイヤモンドSが行われます。この騎乗で菱田騎手が遠征となりました。前半はルメール騎手、キング騎手、戸崎騎手、横山武騎手あたりが順当に有力馬を集めています。意外なところでは江田照騎手に複数チャンスがありそう。後半はこれらに菅原明騎手が加わってきそうです。


注目騎手:ルメール騎手、キング騎手、戸崎騎手、横山武騎手



・京都

京都は京都牝馬Sが行われます。東から津村騎手、石川騎手が遠征となりました。鮫島駿騎手も小倉から参戦となっています。川田騎手と岩田康騎手はカタール遠征で不在となりました。川田騎手不在が今週のポイントですね。

前半は坂井騎手、岩田望騎手に有力馬が集まりました。後半になると松山騎手、ルメートル騎手にもチャンスが出てきます。土曜は坂井騎手がいくつ勝つのか。注目です。


注目騎手:坂井騎手、岩田望騎手、松山騎手、鮫島駿騎手



・小倉

小倉はいつものローカルメンバーですが、鮫島駿騎手が京都遠征で不在となります。代わりは誰が活躍するのか。そのあたりがポイントでしょう。前半は幸騎手に馬が集まっています。後半に入ると藤岡兄弟、吉田隼騎手に複数チャンスがありそうです。


注目騎手:幸騎手、藤岡康騎手、藤岡佑騎手、吉田隼騎手



●無料公開レース(土曜京都11R)予想  

 
 

【シングザットソングが得意距離でふたたび重賞勝利を狙う】

最上位判定は「★SS軸」のシングザットソングだ。フィリーズRで重賞を勝っている得意距離。1ハロン延長がプラスになるのではないか。もちろん鞍上も小倉から駆けつけており期待度は高い。以下「★S軸」のロータスランドは距離巧者で上位争い必至。人気のソーダズリングは距離短縮で一変あるか。


推奨買い目

単勝(6)

馬連・ワイド流し(6)-(11)(14)(15)(18) 各4点