4月4日に42期生が競馬学校に入学しましたね。私もこの時期、リンリンと虫が鳴いていて空が青かったりすると「うわ～めっちゃ1年生の頃を思い出す～」ってなります（笑い）。入学してすぐは、スケジュールのタイトさに日々追われていましたが、朝から夕方まで流れていたラジオが、なんだか心の支えになっていた部分はありました。

その頃はとにかく環境に慣れることに必死でした。週1回しか外出できず、縛られた生活でしたし、入学当初は同期ともあまり仲良くなかったですから（笑い）。そんな状況の中、助けになったのは幼なじみの友雅（大久保騎手）の存在です。同期に女子がいなくて孤立しやすい環境でしたが、いつでも話を聞いてくれて…。今でもいい思い出です。

一方で、今でこそ仲のいい大河（角田河騎手）とは、めっちゃ仲が悪かったんですよ？　最初の頃は「なんであんなに生意気やねん」って、ずっと文句を言ってました。自分も生意気なのに（笑い）。当時、私ってめっちゃツンツンしてたなと思います。

まだまだ話したいこと、これから騎手への道を歩む42期生に伝えたいことがあったんですけど、長くなっちゃいました。続きはまた明日にお話ししますね。

土曜は阪神で5頭に騎乗させていただきます。1Rウインルベライトは最終追い切りの動きが良く、いい馬だなと感じました。砂をかぶっても問題なかったですし、ゲートも速いです。既走馬が相手ですが、結果を残せるように頑張ります。（JRA騎手）