昨年の英ダービーとキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制したアダイヤー(牡4、C・アップルビー、父フランケル)が8日、ドンカスター競馬場の条件戦(クラス2、芝2000メートル)に出走し、11カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。

アダイヤーはウィリアム・ビュイック騎手とのコンビで昨年英チャンピオンS(5着)以来のレースに臨んだ。道中は英ダービー4着のマセケーラ、同じアップルビー厩舎のダハービを見ながら3頭立ての最後方。直線は馬なりで加速し、2着マセケーラに3馬身4分の3差をつける快勝だった。勝ちタイムは2分8秒13。

次走は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)になるのか、それとも英チャンピオンS(G1、芝1990メートル、10月15日=アスコット)になるのか。レース後、アダイヤーの今後について、アップルビー師は「英チャンピオンSでこの馬を見たいです。凱旋門賞もイメージはしているけど、彼には2000メートルを走らせたい」とコメント。凱旋門賞参戦については消極的ではあるが、選択肢には残っている。3頭立てで“公開調教”を思わせる楽勝となり、アップルビー師は「次走がチャンピオンズデーであっても、凱旋門賞であっても、いずれにせよ、次が今シーズンの最初の本当の走りになるでしょう」と予告している。