フォワ賞2着のバブルギフト(牡4、M・デルザングル、父ナサニエル)は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)に向かう。管理するミケル・デルザングル師はフォワ賞のレース後、「(サンクルー大賞3着以来の)休み明けを思えば完璧な復帰戦です。レースを走ることが必要でしたし、これで本番へ向けて上向くでしょう。3週間後の凱旋門賞に向かう予定です」とコメントしている。昨年はニエル賞を制し、本番の凱旋門賞は8着。2年連続の参戦になる。

オーストラリアの年度代表馬で、フランス移籍初戦のジャンプラ賞を最下位7着に敗れていたベリーエレガント(牝7、F・グラファール、父ゼダ)はフォワ賞で3着に逃げ粘り、凱旋門賞参戦の可能性を残している。グラファール師は「彼女はドーヴィル(ジャンプラ賞)から大きく変わってくれました。(騎乗した)クリストフ・スミヨンは下り坂に戸惑っていたと言っていましたが、彼女はロンシャンの特徴を知ることができました。なかなかギアを上げることができませんでしたが、最後までよく走っています。ロワイヤリュー賞(G1、芝2800メートル、10月1日=パリロンシャン)に登録していますし、距離が延びるのはいいと思います。ただ、私たちは凱旋門賞への扉を閉ざしていない」とコメントしている。