南部杯(Jpn1、ダート1600メートル、10日=盛岡)で3連覇を狙うアルクトス(牡7、栗田)が5日、美浦ウッドで最終追い切りを行った。田辺騎手を背に単走で6ハロン82秒6-12秒0(馬なり)を計時。

前2頭を目標にしながら直線は離れた内からスムーズな加速で力強く突き抜けた。2月のフェブラリーS(7着)以来の久々だが、栗田師は「先週ベースができてもう1段上がってくれればと思っていたが、今日の動きは良かった。脚元を見ながらの調整だがよくここまで来てくれたし、相性のいいコースなので」と仕上がりに自信を見せる。

またがった田辺騎手は「2週前に乗ったけど、その2週間で変わりましたね。いい雰囲気。年齢とか脚元とかいろいろあるけど、形になった」とV3を意識した。