ドバイワールドCデー(25日=メイダン)の枠順抽選会が22日(日本時間23日未明)に行われた。メインのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)に出走するパンサラッサ(牡6、矢作)は15頭立ての大外15番ゲート。最内枠から逃げ切った前走サウジCとは対照的な枠から連勝を狙う。JRAでの馬券発売は25日午前7時から。

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ドバイワールドCに出走するパンサラッサは、大外15番枠に決まった。最内1番枠から勝利した前走サウジCとは対照的な枠。会見に臨んだ矢作師は「なかなか難しい枠になったので、余計にチャレンジだなという気持ちは強くなりました。ですが、馬の状態は非常にいいのでそこに懸けたいと思います」と話した。

ドバイターフに挑んだ昨年は同着ながら驚異の粘り腰を見せ、G1初制覇。今年は連覇のかかるターフではなく、ドバイワールドCへ。「(レースを)表明するギリギリまで悩みました」と究極の選択だったが、ダートの最高峰に挑戦する。「(ベストは)1800メートルで間違いないと思う」と師。前回から200メートルの距離延長が鍵になるが「2000メートルで4勝しているのも事実なので」と愛馬の力を信じる。4着以上なら獲得賞金で日本馬歴代トップに立つが、狙うはあくまで1着。パンサラッサが、再び世界を驚かせる。