【アーケーディア(米国)2日=藤本真育】サンタアニタパーク競馬場の2R(ダート1200メートル)で、池添謙一騎手(44)が米国での実戦初騎乗を果たした。単勝8倍の3番人気ダンシングモーに騎乗。結果は6頭立ての5着だったが、最後方からジリジリと前との差を詰めた。
米国での初騎乗を終えた池添騎手は「(馬が)久々だったこともありますし、レース前からイレ込んでいました。勝ちたかったですが、いい経験になりましたし、楽しかったです。地元の馬での騎乗機会をいただけることはなかなかないですし、関係者に感謝したいです」と晴れやかな表情を浮かべた。
現地4日のBCフィリー&メアスプリント(G1、ダート1400メートル)では、日本馬メイケイエール(牝5、武英)に騎乗する。「ダートの感触も確かめられましたし、いい結果が出せるように頑張ります」と意気込みを語り、競馬場を後にした。