フランスの競馬専門チャンネル(放送局)「エキディア」は17日、「凱旋門賞まで残り20日間」という見出しで、公式ホームページに編集チームの3記者による凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)の展望記事を掲載した。

エルヴェ・アンゲル記者が注目馬として名前を挙げたのは、ニエル賞を勝ったソシエ(牡3、A・ファーブル)と、ソシエと同じファーブル厩舎のマルキーズドセヴィニエ(牝5)。後者についてはまだ2400メートルを走った経験がないものの、「距離についてはアレクシス・プーシャン騎手が自信を見せている。恐るべきスピードを持っている馬で、1983年の凱旋門賞で3着に入った名マイラーのリュートアンシャンテを思い起こさせます」と印象を語った。

マリーヌ・ヴィエヴィル記者もソシエをプッシュ。デビューから6戦すべてでコンビを組むマキシム・ギュイヨン騎手の凱旋門賞初制覇に期待を寄せた。

シャルリー・ミルピエ記者は日本調教馬シンエンペラー(牡3、矢作)とニエル賞で初黒星(3着)を喫した仏ダービー馬ルックドゥヴェガ(牡3、C&Y・レルネール)の2頭の名前を挙げた。

シンエンペラーについては「アイルランドの愛チャンピオンSの走り(3着)は本当に良かったです。この馬なら日本馬はチャンスです。オルフェーヴルの年以来の大きなチャンスだと信じています」と豪語。ルックドゥヴェガについては「ニエル賞は勝てなかったけど、凱旋門賞を勝てば素晴らしい物語になる。ジョッケクルブ賞(仏ダービー)の偉大な勝ち馬です。彼が準備を整えなければならない日は10月6日です」と巻き返しを予告した。

オルフェーヴルは11年に3冠馬に輝き、12年、13年と2年連続で遠征。いずれもフォワ賞(1着)をステップに本番に臨み、12年はソレミア、13年はトレヴの2着に敗れている。