大雪の中で行われた「ばんえい最高峰」の一戦は、メムロボブサップ(牡9、坂本東)が断然人気に応えた。鞍上の渡来心路騎手はばんえい記念初騎乗初勝利。阿部武臣騎手の負傷で急きょ騎乗が決まり、見事に結果を出した。勝利騎手インタビューでは涙で言葉を詰まらせた。

「ありがとうございます。(今の気持ちは)すごくホッとしているというのと、うれしいです。(昨日、騎乗が決まったが)いや、もう…、ほんとに…、俺でいいのかな、っていう、心臓バクバクで、プレッシャーで、どうしようかなという感じでしたね。まあ、でも、プレッシャー感じすぎても、1周回って、『やるしかないな』という感じだったので。(雪の影響は)雪降ってても荷物が1トン(1000キロ)なので焦ることなく、ためていこうと思ってました。(落ち着いた騎乗だったが)強い馬で、タケさん(阿部武臣騎手)がしっかり仕上げてくれてたので、もう、スタート出た瞬間に、もう、『完璧な馬だな』というのがわかったので、焦ることなく、馬に任せて乗ることができました。(前回とは)5年前ですか、初めて乗ったとき、そのときから強いなと思ったのですが、やっぱり強いです。1トンなので慎重に乗ろうと思っていたので、まあ、それでも障害をうまく上がれれば、しっかり歩ききってくれると思っていたので、焦ることはなく、馬の呼吸を見ながら乗ることができました。(ペースは?)ちょっと速いのかなとは思いましたけど、雪降っているのもあって、それでも荷物が1トンなので、まあ、ダイジョウブかな、と思っていました。(第2障害は)できれば、ひとこしで上げたいな、と思っていて、そのためにも障害の下でしっかり息を入れることを意識していました。(前の馬たちが飛ばしていたが)もう、馬が完璧だったので、焦ることはなかったです。降り口の勢いもあったし、うん、勝てるなと思いました。(先頭に立ったときは)馬にもまだ余裕がありそうな感じだったので、このまま止まらないで行ってくれるのかな、と。(勝利の瞬間は)なんて言ったらいいのか、すごくうれしかったし、タケさんと坂本調教師と馬主さんと応援してくださるファンの皆さんにすごい感謝しています。(いつも冷静だがガッツポーズも)そうですね。やっぱり、ばんえい記念なので、すごくうれしかったです。(今年1年を振り返ると)すごく充実した1年でした。(来年へ向けては)頑張ります。応援ありがとうございました。今シーズンも終わりますけど、来シーズンもしっかり頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」。