英国のレーシングポスト電子版は10日、「携帯電話と体重の問題で日本の騎手不足が深刻化」と題した記事を掲載した。
記事では「2026年(来年)はJRA(日本中央競馬会)の競馬学校が新人騎手を輩出せず、若手騎手の不足に直面している。JRAの競馬学校は数十年にわたり、毎年騎手を輩出してきたが、今年卒業予定だった競馬学校生7人のうち、4人がドロップアウト(退学)し、残りの3人は留年を命じられた」と説明し、JRA発表のコメントを伝えている。
記事はJRAの騎手になるためのルールを紹介。「競馬学校生は厳格な体重制限を満たし、携帯電話の使用に関する厳格なガイドラインを遵守することが求められます。日本を代表する女性騎手の1人だった藤田菜七子騎手は携帯電話の使用に関する規則違反により、過去に騎手としてのキャリアを終えました。日本の騎手は週末のレース前の金曜夜に隔離され、レースが終わるまで携帯電話を使用することができません」「日本の競馬場への入場者数は『ウマ娘プリティーダービー』の影響もあって、増加しているにもかかわらず、競馬学校(騎手課程)の応募者は激減していて、ピークだった1997年の761人から2020年は111人まで減少しました。その後、体重制限の緩和やコンタクトレンズ着用の許可などが応募者数の回復につながっています」と紹介している。

