凱旋門賞(G1、芝2400メートル、5日=パリロンシャン)が行われるフランスのパリロンシャン競馬場をレース前日の夕方、激しい雨が襲った。
3日(金曜)の夜から4日(土曜)の朝にかけて、パリロンシャン競馬場のあるパリ市内、日本馬が滞在しているシャンティイは大量の降雨があった。4日の午前中で雨は上がり、前日の競馬開催は素晴らしい青空の下でスタートしたものの、8Rのドラール賞で馬がパドックを周回している最中に天候が急変。突風が吹き、激しい夕立に見舞われた。
馬場状態の発表は「トレ・スープル」、馬場の硬度を測定するペネトロメーターの計測値は「3・8」の発表のままだが、ドラール賞は各馬の上がり3ハロンが37~40秒台の消耗戦、続く最終レースもタフな馬場状態になった。
大手ブックメーカー各社のオッズも変動。4日夜の時点で、どのブックメーカーも日本馬3頭の評価はビザンチンドリーム(牡4、坂口)、アロヒアリイ(牡3、田中博)、クロワデュノール(牡3、斉藤崇)の順となっており、ダービー馬クロワデュノールの単勝前売りオッズは「パディパワー」社が19倍の11番人気、「bet365」社が同じく19倍で10番人気タイ、「コーラル」社が17倍の8番人気まで評価を下げた。
4日のパリチュルフ電子版は「パリロンシャン競馬場は金曜午後から土曜朝にかけて10ミリの降雨があり、この降雨と(土曜の)午後に降ったもう一つの雨によって、凱旋門賞のブックメーカーのオッズが変動しました。馬場の軟化により、ブックメーカーのオッズでビザンチンドリーム、アロヒアリイ、クロワデュノールの3頭の日本馬は後退しました」と伝えている。
日本ではJRAが凱旋門賞の海外馬券発売を行っており(日本国内独自のオッズ)、こちらは午前10時半の時点で1番人気クロワデュノール、2番人気ビザンチンドリームとなっている。

