御殿場西(静岡)の森下知幸新監督(55)が8月31日、同校での初練習を行った。

 守備練習では、捕球時のグラブの位置など基本から2時間半を使って指導。ノックでは「もっと元気出して!」と大声を張り上げ、自ら手本も示すと、おとなしかった部員たちが次第に活気づいた。常葉学園菊川では「フルスイング」の強力打線を築いた森下監督だが、「まずは守備ができなければ仕方ない」と話す。初練習を終えると「疲れましたね。だいぶ自分を発揮できたので、選手も僕のことをつかんでくれたでしょう」と充実した表情で話した。