37年ぶりの春の近畿大会優勝を目指していた大体大浪商(大阪2位)が東海大仰星(同3位)に敗れ、決勝進出はならなかった。

 相手先発の前に5安打と抑えこまれ、完封負けを喫した。四田勝康監督(60)は「ノーアウトで走者を出した時に、ポップフライを上げたり。きちっとやらないといけない。ロースコアになった時に致命傷になる」と、チャンスでのミスを課題にした。

 それでも37年ぶりに春の近畿大会初戦を突破。「ここまでゲームができて、チームを(夏へ)持っていける」と弾みもついた。大阪は強豪がひしめくが「いつも『他の県と比べて厳しい。難しいけど誇りに思え』と言っています」と経験を糧に38年ぶりの夏の甲子園を目指す。