甲府東・大村勇基主将(3年)が20人の立候補者の中から選手宣誓の大役を引き当てた。

 「当たる気がしていました。でも本当に当たるんだな」。伝えたい内容は「99回までさまざまな歴史がある。先輩たちが築いてくれた伝統についてふれたいです」と話し、笑顔を見せた。

 チームは12年以来、夏の公式戦での勝利がないが「守備からリズムを作っていくチーム。少ない点で競り勝ちたい」と、悲願の1勝に向けて力を込める。甲府東の夏は12日、身延を相手に富士北麓公園野球場で9時30分に幕を開ける。