藤沢翔陵が、第2シードの日大藤沢に勝利し3回戦進出を決めた。

 3-5で迎えた9回1死一塁、里倉純内野手(3年)の二塁打で1点を返した。さらに1死二塁、4番羽立和輝内野手(3年)の二塁打で同点に追いついた。勢いに乗ると2死二塁で、宮川勇汰捕手(3年)が左越え二塁打を放ち、1点を勝ち越した。

 9回裏の日大藤沢の攻撃を、背番号1の白坂大樹投手(3年)が3者凡退に抑え、接戦を制した。

 積極的な打撃で試合をひっくり返し、元ロッテの川俣浩明監督(45)は「安打数が多く出ていたので、こそこそするよりも振ってくる方が相手は怖いかなと思った。3回戦以降も、えりすぐりのチームが出てくるので、気持ちを変えずに最後まで戦いたい」と話した。