和田阪神が22日、開幕の相手中日からオープン戦初勝利を挙げた。新人石崎が課題の先発5番手に名乗りを上げ、江越、今成ら若手、中堅が打線をつなげるなど手ごたえのある勝ちっぷり。昨季はオープン戦で初戦に引き分け後、7連敗を喫してしまったが、今季は2戦目で初星となった。

 「時期的なことはあるんだけど、開幕であたるチームなんで、それなりの意識は持っていった。お互いに腹の探り合いみたいな部分もあったけど」

 試合後、和田豊監督(52)はオープン戦ながら勝利について問われると、こう語った。3月27日の開幕戦でぶつかる中日を相手に競争力の高さを見せた。

 「もう少し、時期が進んで主力がそろいはじめてからが勝負だと思うんで、向こうもベンちゃん(和田)だったり、平田らクリーンアップを打つ選手が出てきていないんで、お互いこれからでしょう」

 もちろん、開幕まで1カ月以上もあるだけに、まったく浮かれる様子はなかった。それでも今年の対外試合6試合目で初勝利。昨季はオープン戦で結果が伴わず、周囲から騒がれただけに、白星はチームづくりを進める意味でも大きなものになりそうだ。【鈴木忠平】