左脇腹の張りを訴えて別メニュー調整中の阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が「1歩」前進した。10日、甲子園の室内練習場で行われた広島戦の試合前練習に参加。負傷後初となる打撃練習を再開させた。この日はティー打撃で試運転だ。

 最初は左腕だけで振り、その後、両腕を用いて感触を確かめるようにスイングした。約10分間にとどめたが「状態は日に日に良くなっている。感じは悪くないね。今日は(試合に)出ないよ」と前向きに話した。スイングの再開は患部の状態が良好な証拠だろう。

 6日の西武戦(甲子園)で二塁走者としてけん制されて帰塁した際に、同箇所の違和感を訴えていた。その後は試合を欠場。この日の広島戦も姿はなかった。

 前日9日には病院で診察を受けて、GOサインも出たという。和田監督は「昨日、検査したけど問題なかった。この3日間は元に戻す作業。試合は遠征からかな。張りがとれれば」と説明した。数日間は回復に専念し、早ければ関東遠征初戦の14日ロッテ戦(QVCマリン)から実戦復帰できる見通しだ。母国ドミニカ共和国で車上荒らしに遭ってパスポートを紛失し、キャンプインに間に合わず。今年もドタバタなイメージがつきまとうが、開幕への不安はなさそうだ。