巨人杉内俊哉投手(34)は左手中指がつり、6回途中3失点で降板した。5回までは4安打無失点だったが、6回に1失点すると左手に異変を訴えてベンチへ戻った。再度マウンドに上がったが、田中に2ランを浴びて降板となった。

 原監督は「調子が上がっている」と評価したが、杉内は「(5点リードがあっただけに)もっと楽な気持ちで投げなければいけませんでした。ランナーを出しながらもサネ(実松)が何とかリードしてくれていたのに申し訳ない」と、2勝目にも表情は硬かった。