日本ハム栗山英樹監督(54)が「喜怒哀楽」をキーワードに、再出発を切る。CSファーストステージ敗退から一夜明けた13日、札幌市内の球団事務所でのスカウト会議に出席した。20日の都内でのオーナー報告で就任5年目の来季続投が正式決定、発表される。3年ぶりのリーグ制覇を逃し、2年連続のファイナルステージ進出を果たせなかった今季を悔恨。自身のモデルチェンジでの出直しを宣言した。
悔し涙に暮れた大一番を終え、強く気持ちを切り替えた。また大命を受けたことで「自分が(監督を)やることでのマイナス点」を、考えたという。立場も踏まえてコーチ、選手との距離の置き方に苦心し、自分を押し殺してきた。スタイルを変えることを決心した。「オレらしく泣いたり、怒りたい時は怒る。アメとムチの使い方も考える」。厳格に、本能のまま向き合う操縦法へ転換する。
率いる若手主体のチーム特有のノビノビさ。反作用すれば、無秩序にもなる。野球へ取り組む姿勢が欠如したような選手が今季、散見。手綱を締め、出直す。「自分の中でルール作りをする」と、まず指針を設定。不満なら不満、不愉快なら不愉快…、都度、抑えていた感情を解放しながら、選手へぶつけていくつもりだ。素を出し、かじ取りをする。栗山監督が、夢へ再挑戦する。【高山通史】



