阪神藤浪晋太郎投手(21)が11月8日開幕の国際大会「プレミア12」への参加を辞退する方向であることが21日、分かった。日本代表メンバー28人に選ばれていたが、レギュラーシーズン終盤から抱えていた右肩炎症の状態を考慮される形となった。
10月9日に代表メンバー入りが発表された際には「素直に光栄なことだと思います」と感謝していたが、実は優勝争いを繰り広げていたシーズン終盤、決して軽くはない右肩痛と闘いながらフル回転を続けていた。
今季は3月から侍ジャパンの欧州代表戦に登板し、シーズン開幕後も阪神の大黒柱としてローテを守り抜いた。リーグ3位の199投球回を積み重ね、CSファーストステージ巨人戦の初戦でも先発。チームのために酷使した右肩は、しばしの休息が必要だと判断された。
この日は鳴尾浜球場で秋季練習初日に参加。精力的にランニングメニューなどを消化する一方で、キャッチボールの距離は投球間程度にとどめていた。侍ジャパンも含めた今後に向けては「しっかり練習していきたい」と話したが、しばらくは土台作りに専念することになりそうだ。
楽しみにしていた代表戦登板を断念した。苦渋の選択は、来季を見据えてのものだ。今や誰もが認める金本阪神のエース。この悔しさは必ず、16年への力に変える。



